「雲流環境圧共進化論」と「雲流環境圧神格影派論」
今回は保育園でお弁当で使っていたシートン動物記リスのバナーの挿入歌である、「ヒッコリーの木の実」で隠して埋めた木の実が忘れて芽吹くなんて歌詞だったと記憶していて、これはホントじゃろか?が出発点のGeminiとの雑談です。 Gemini: リスは意図せぬ植林家 では質問しましょうか… リスが木の実を埋めて忘れることで植林になっているときいたことがありますが? 「 はい、それは紛れもない事実です。 これは生態学では「貯蔵物質の回収漏れ」や「分散貯蔵(Scatter hoarding)」と呼ばれる現象で、森の世代交代や拡大において、リスは非常に重要な役割を果たしています。 リスがどのようにして「意図せぬ植林家」になっているのか、その仕組みをいくつかご紹介します。 1. 数千個におよぶ「分散貯蔵」 リス(特にハイイロリスやニホンリスなど)は、秋になると冬越しのためにドングリやクルミなどの木の実を地面に埋めます。このとき、一箇所にまとめて埋めるのではなく、天敵に奪われるリスクを分散するために何百、何千という場所に1〜2個ずつ分けて埋める習性があります。 2. 「忘れる」のと「見つけられない」の境界線 よく「リスがアホだから忘れてしまう」と言われますが、近年の研究では、彼らは空間認識能力や嗅覚が優れており、埋めた場所をある程度記憶していることが分かっています。 しかし、以下の理由で結果的に多くの実が放置されます。 単純な埋めすぎ: 冬を生き延びるために必要以上の数を埋めるため、食べきれずに残る。 環境の変化: 雪が深く積もったり、地面が凍りついたりして掘り起こせなくなる。 天敵の存在: 回収する前にリス自身がタカやイタチなどの天敵に捕食されてしまう。 3. 植物側もリスを「利用」している 実は、木の実の側もリスに埋めてもらうための進化を遂げています。 例えば、ドングリやクルミの殻が硬いのは、虫に食べられるのを防ぐためだけでなく、「器用に殻を割って運んでくれるリス」に選ばれるためでもあります。 さらに、鳥や他の動物にその場で食べ尽くされないよう、植物は数年に一度、ドングリを大豊作にする「マスティング(隔年結実)」という戦略をとります。ドングリが大量に余ると、リスは食べきれずにせっせと地面に埋めるため、結果として発芽する確率が跳ね上が...