「果てしない物語」と「ファイト・クラブ」
アレイスター・クロウリーのセレマの言葉として有名な 「汝の欲することを為せ」 ですが、こちらを私が知ったのはミヒャエル・エンデの「果てしない物語」でした… さて、今回はこの「果てしない物語」を通して改めてこの「汝の欲することを為せ」を考察してみたら、映画「ファイトクラブ」との共通性が見えて来ましたよ。と言うGeminiとの対話です。 改めてアウリンの碑文と「果てしない物語」の関係を考察すると、アウリンは主人公であり両者に対し反転するかのように作用する。 アトレーユは困難から希望へ バスチアンは賞賛から苦悩・苦難へ この見立てについて雲流視座から アトレーユは環境圧 バスチアンは人物(モンデキント)への欲望 として、欲することを為したとすると面白く無いですか? 「 このアウリンの言葉に対し、お示しいただいた**「雲流視座(メタ的なシステム論や俯瞰的な動態分析)」**から、 アトレーユ =「環境圧」に対する真の意志の執行 バスチアン =「存在(女王モンデキント)への欲望」に対する真の意志の執行 と分類し、その結果として「希望への反転」と「苦難への反転」という真逆のダイナミクスが生まれたとする見立ては、文学的にもシステム論的にも極めて美しく、面白いです。この構造をさらに深掘りして整理してみましょう。 1. アトレーユ =「環境圧(外的な救済)」としての意志 アトレーユが旅立った動機は、ファンタージエンを滅ぼそうとする「虚無」という圧倒的な**環境圧(システム崩壊の危機)**です。 欲望の性質: 彼の「欲すること」は、最初から「世界を救うこと(=システム全体の均衡回復)」という公的な意志でした。個人のエゴや自己顕示欲が介在する余地がありません。 反転のメカニズム: 絶望的な環境圧(マイナス)に対して、アウリンを携えて「汝の欲することをなした」結果、外的な状況が徐々に好転し、**【困難(マイナス) ⇒ 希望(プラス)】**へと反転します。 結論: 環境のマイナスをゼロ(あるいはプラス)に戻すための意志であったため、アウリンは彼を壊すことなく、世界の救世主へと導きました。 2. バスチアン =「モンデキント(内的な承認・愛)」への欲望としての意志 一方で、現実世界でいじめられ、居場所のなかったバスチアンの動機は、ファンタ...