熱の制御と人類史
今回は、「 RIMWORD 」というPCゲームで扱っている「気化熱クーラー」を主題に展開されたGrokとの雑談の要約と解説の紹介です。 Grok: RimWorld Passive Cooler Mechanics Analysis さて、このゲームで扱われる「気化熱クーラー」とはどう言ったものなのでしょう? 『 実世界との対応(気化冷却の科学的根拠) 実世界の**evaporative cooler(沼クーラー、スワンプクーラー)**を基調: • 原理: 水を多孔質パッドに染み込ませ、ファン(または自然風)で空気を通過→水蒸発時に**潜熱(約2260kJ/kg)**を空気から奪い冷却。低湿度(<50%RH)で効果大、高湿度で飽和。   • ゲーム再現点: • 木材燃料: パッド交換/メンテを象徴(実機は清掃・交換必要)。 • 17°C限界: ドライ環境の理論限界(湿球温度近似)を反映。 • 相違点: ゲームは湿度無視(常に最適)、電力/ファン不要。現実ではアリゾナ砂漠などでAC代替だが、日本の高湿では非効率。  古代例: エジプトの風塔(badgir)や中東のqanat冷却も類似。 』(Grok原文要約) 面白いですね。 多孔質 パッドとは コルク材 などでしょうか? 子供の頃に住んでいた実家では濡れタオルに扇風機で風を当てたりしていたので、電力は使えどこれも気化熱クーラーと言えそうです。 こちら、そもそもXにて流れてきたポストが切っ掛けです。 Xのポスト 『 このXポストは、電気を使わずに食べ物を冷たく保つ伝統的な技術を紹介した動画ですね。内容は、テラコッタ製の壺を2つ使った「Zeer pot」(またはpot-in-pot cooler)と呼ばれる蒸発冷却装置で、外側の大きな壺と内側の小さな壺の間に砂を詰め、水を注いで蒸発させることで内側を冷やす仕組みです。動画では野菜(ピーマン、トマト、ブロッコリなど)を入れて保存期間を延ばすデモがされていて、保存日数の比較(例: トマトが2日から20日へ)も示されています。 実際にこの技術は、ナイジェリアのMohammed Bah Abba氏が1990年代に普及させたもので、アフリカや中東の乾燥地帯で広く使われています。原理は水の蒸発...