(再掲)所有権からみる強欲さとその抑制

 


今回のChatGPTでの議論はSNS上で自身の造語について起源主張をする様子が面白く見えたのでちょっとこれについてChatGPTと雑談してみた極軽いものです。 箸休めにでもどうぞいった趣ではありますね。

所有権と強欲さの抑制(ChatGPT)

冒頭の設問としてはアメリカ先住民とヨーロッパ移民の間で「土地の所有権」といった認識の有無が争いに繋がったと聞いているがどうなんじゃろ? といった所から始まっています。 人間も他の生物と何ら変わらず習性に縛られていると仮定すると、縄張り意識を持つヨーロッパ移民は素直に習性に従っていて動物的、アメリカ先住民はアメリカ大陸での巨大哺乳類の絶滅を教訓とした理性的な宗教性を持っていたと言えるのでは?とする疑問を投げかけています。

この辺りの考察の出発点は サピエンス全史(Amazon) に大いに影響を受けている視点です。

また、その他の例の提示として、スティーブンス島のミズナギドリモドキ(Wikipedia) を挙げています。ChatGPTと議論した時はこの話を事実と認識していましたが、確認してみると誤認していたようです、しかしながら少数の外来種が生態系を脅かす例としてはやはり実例としては適切ではあるようです。

私の結論として人類の生態系の破壊は大いに問題視されているが、これは人間に限らず外来種が突然流入すれば生態系は脅かされるので、規模・期間の問題はあってもそういった意味では他の生物と何ら変わらないのでは?と言った視点ですかね。

そして、外来種の問題は何も日本だけでなく日本由来の生物が他国の生体を脅かしている例も耳にしますよねといって確認をChatGPTにします。 この辺りは大航海時代に物流網の規模がかなり変わり外来種の流入によるアレコレを耳にしていますよという話です。

そして軽い脱線から話を戻し、いわゆる「所有権」という概念は大いに人間の動物的習性を表現しているように思うという所感を提示します。 

ここでこの議論をする切っ掛けとした「造語」の起源の主張は人間の生物的本能に由来した行為で、一見強欲にも見えるが「人間も動物だからしゃーなし」で、さらに言うば近代社会という檻の中をこういった視点で見ると本能的感覚に後付で理屈を付けているようにも見えて興味深いよなぁってな話です。 対比としてアメリカ先住民はこういったものの所有権感覚を待たないのは逆に理性的・理知的にも見えたりはしますよなぁと言ったところでしょうかね。

次にさらに議題を明確にする試みとして アニミズムから多神教へ雑把なシュミレーションを行います、ここで身体性規範から概念規範(このときは脳化と表現しています)への移行を指摘しています。 この辺りの議論から後の 三層(天体・生態・文化)であるとか 情報の檻・概念の檻といったものがある程度明確化される一歩前の段階を感じます。

ここで 悪魔の辞典(Amazon)と称して皮肉めいたことを言ってはいますが、この辺りは後に ChatGPT:波形ネットワークの可能性 でも言及している通り、

「以前、私は一神教は人間の傲慢さの現れのような認識を持つとあなたと議論した覚えがありますが、これは人間の文化共進化の過程と歴史的経緯が結びついた必然のように考えるようになりました。 大雑把に言えば歴史とともに文化共進化が進み波形優位から概念優位に切り替わっていった必然的結果に思えるのです。 そして宗教と科学が分離することにより信仰対象はより強力な科学に移っていくのですがその実体はエビデンス主義と言うよりは科学が一番信頼できるという概念の檻内の範囲でしかなく、信仰心という意味ではなんら変化のない人間の習性の範囲内に思えます。 つまりより強力なものを拠り所としているということですかね。」(原文ママ)

と現在はこのような認識に変わっています。


こういった議論ではありましたが議論の中でも言及されていますが、私の認識を要約すれば「まぁこんな感じの視点で考察すると高みから偉そうにと思われてもしゃーなしだが、そうは言っても俺も現代国家の恩恵を存分に受けている一個体なんで、感謝の気持は忘れてないわいな^^」と言ったところです。


読み返して思うのは、「俺も含めて人間は当たり前だが動物の一種だから大いに習性に縛られてママならないことも多いんだよなぁ」と言った現段階での認識の第一歩になっていますね。 この辺りに考察が及ぶことが出来た前提条件として、光岡武学での韓氏意拳の体認と座学が大に助けになっているというステマをしておきますw



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