何を持って勝利とするか? (クレフェルトの補給線から見る武術)
さて、今回は武術的視点から勝利とは何ぞや?と言う話ですが、まぁ私的には答えは出ていて「その状況・立場(視座)による」という誰でも思っているであろう平々凡々とした話について具体例を提示しようという話です。
まずは参考資料として大好きなYoutubeの動画の紹介です。
【ゆっくり解説】兵站に関する一考察(ロンメルは名将だったか前編)
【ゆっくり解説】兵站に関する一考察(ロンメルは名将だったか後編)
こちらは、私が大ファンであるところの浸透襲撃さんのゆっくり解説動画で、クレフェルトの『補給線』の解説シリーズの「ロンメルは名将だったか編」です。
まずは是非視聴していただきたいのですが、僭越ながら要約すると
ーロンメル将軍がその才覚のままに眼前の勝利を重ねてしまい、結果補給線が伸び切りドイツ敗戦の遠因の一つになったのでは?ー
と言う話です。
とかく武術の勝敗は現代では格闘技(スポーツ的視座)に歪みがちではありますが、故黒田鉄山氏の雑誌に寄稿した文章の中には海外の警察官の弟子が犯人確保時の手錠を素早く扱うときなどに役に立っているという話を聞いたなんて例もありますので、武術の実践での実力は思わぬところで思わぬときに出たりするようです。
ぶっちゃけて言えば勝敗自体が武術を語るうえでは一側面に過ぎないとは思いますが・・・ とは言え闘争手段がその原初であると定義すれば勝敗(生死)は目をそらすわけにはいかない一側面ではあります。
そういった一側面での何を持って勝利(成功)とするかを見直すうえでとても良い動画だと思いますので興味ある方は是非視聴していただきたい。☺️
余談ですが古来より武術家は傲慢だと言われることも多いようで、そういった一側面の紹介として、またまた浸透襲撃さんの動画を置いときますね^^
浸透襲撃さんオススメです!
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