概念の檻から見る情報戦・認知戦の考察


さて今回は私が良く言及する 情報の檻・概念の檻 を通してどこまで広範囲の影響を与えられるかというSF的お遊びです。  ちょうど にじさんじの方達の配信を見ている時に 舞元啓介さんのことをオリバー・エバンスさんが尊敬している旨を女性ライバーに話していたときに、「自身を持って!」と励まされていた光景を見てとても微笑ましく感じたのが着想の出発点です。

さて、申し訳ないのですが オリバー・エバンスさんも舞元啓介さんも あまり馴染みがないためプロフィールを確認しました。

舞元啓介(にじさんじ非公式Wiki)
オリバー・エバンス(にじさんじ非公式Wiki)

こちらを斜め読みさせていただいた所ではザックリ言って舞元さんは元農家の皆に慕われるお兄ちゃんタイプでオリバー・エバンスさんは知的な教授キャラと言った所でしょうか?
まぁ舞元さんが先輩ライバーさんのようで、少なくとも単純に頼りになる先輩としてはオリバー・エバンスさんは尊敬しているであろうことは想像するのは容易いです。

この辺のことは実社会でもよくあることでしょうし、またお二方を慕う女性ライバーがそれぞれ応援する構図も微笑ましくも少し羨ましくもあります。



さて、これがどう情報戦・認知戦に繋がるかという しょうもない空想話ですが、昨今のスマホなどをのハード環境を含むネット環境を通してみると、どんなしょうもない事象が発生する可能性があるかというお遊び的考察です。


こちらなどが、このお遊びの参考になる基礎情報が書かれています。

さて、ちょいとここで話題は変わりネットニュースでこういったものを見かけました。


はい、ここで、オイオイとなりますなw 「じゃぁ何か?オメェは舞元の裏にプーチン大統領がいると言いてぇのか?」とw

そうではないんですね、私としてはいようがいまいが関係ないですw ここで考察したいのは『プーチン大統領の農家の支援』というキーワードでそれなりの規模の人間をまとめ上げ、利権構造を構築できるか? そして、「舞元氏はプーチンの手下のロシアのスパイである!」と言うしょうもない認知を発生させることは可能か! という切り口です。

さて、にじさんじライバーを含むVtuberの特徴として、魅力的な外見を通して多くのファンがいることが挙げられれます。
これは、例えて言えば偶像(IDOL)又は教祖に信者がつく宗教的構造にも似ていて、実際はVtuber自身の認知以上にファンの認知が大きくことを作用する可能性が高いように思えます。
もちろん、Vtuberに限らず人気ネット配信者が持つ構造も同様に思えます。
そのうちブログに上げようと思っていますが、実際の所この宗教的構造は教祖と信者は相互依存の関係に陥りやすく、どちらがどちらをコントロールしているのか曖昧になったりするようで、ジョーンズタウン(Wikipedia)についてChatGPTと軽くやりとりしたときには相互依存の可能性を指摘していました。

偶像がそれなりの規模の人間をまとめ上げるときには何がその判断となるか?ですが、 例えば シンボル・キーワードなどはわかり易い例で、Vtuberで言えば推しマークなんぞはこういった性質を持ちます。 これらについて、実際の所は単純なファンや同人の仲間意識の促進程度の認識であっても、その効果について精通する人間がいれば悪用も可能であるといったところです。 他にはキーワードで言えば「達人、天才、IQ、勝ち組負け組、等々」でしょうかね。

今回は「舞元啓介は元農家で教授であるオリバー・エバンスも尊敬する存在 という認識と プーチン大統領が農家を支援 というキーワードを悪意のある(偽)ファン(信者)はモチロン、情報の檻に内で発生するエコーチェンバーで概念の檻に閉じ込められたグループは誤認する可能性がある」と言った所でしょうか。 ここに昨今はAIを利用したコメントなんかも想像は容易な部分ではあります。

今回は、こいつは自覚ありそうとかこっちは無自覚かな?なんて犯人探しは興味ないですので言及しません。 当たり前ですがそんな根拠のないことをすれば単なる誹謗中傷になります。

つまり、今回言及したいのはVを含むYutuberに限らずそれなりの規模のファンを抱える人達(歌手、俳優、歌い手、起業家、宗教家、等々)は常にこういった状況にさらされる危険性があるのではないのかな? と言ったところの考察です。



『日本はスパイ天国』なんて言説は結構前から聞きますが、こういった状況を通して誤解を含む無自覚なスパイは大勢いるのでは?

と言った話であり、これは人間の持つ生物的習性に根ざすため抗うのが難しいと私は感じています。

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