私が「愛」と「勇気」を何から学んだか?(北白川かかぽさんに捧ぐ)

 


私が好きなVtuberの人達ですが、個々人毎にこれまた得意分野がある方達も多く、今回はその中でも「学術系」と分類される方達に向けてという思いの話です。

例えば、私の箱推しのホロライブでも博衣こよりさんや儒烏風亭らでんさん、にじさんじの栞葉るりさんなど、またその外の北白川かかぽさんなどが印象的です。 その中でもかかぽさんは学術系女性Vの姉御のような印象を持っていて、今回その代表としてかかぽさんに向けてですが、もちろん学術系全般の方達に対する深い敬意を持って記す話です。 例えば男性Vではオリバー・エバンスさんなどでしょうか?


さて、今回は私が印象深く感じている漫画の話でもあります。 「栄光なき天才たち」という漫画がありまして、当時 私は雑誌での連載をリアルタイムで追っていたのです。 その一話目はエリシャ・グレイであったと記憶していて、この話が私の学術系の人達に対する深い敬意に繋がっています。

エリシャ・グレイはトーマス・エジソンアレキサンダー・グラハム・ベルの影に隠れた電話の発明者の一人で、実際はこの3名がそれぞれ違った部分に特許を持っていたと聞いています。 作中ではエリシャ・グレイは数時間の差で特許取得に失敗したと記憶しています。 さて、この話の中でエリシャ・グレイはその助手に発明に向かうことが恐ろしいと手が震えることを告白するのですが、弟子はそれを受けて「ドラゴンと対峙する騎士のポスター」と重ねて深く納得する。 このシーンが物凄く印象的に残っているのです。

後年、NHKスペシャルなどで「リーマン予想」に挑んだ数学者の中には、キャリアどころか人生を棒に振る、それどころか精神に大きなダメージを受けてしまう。 そんな話を聞いてこのエリシャ・グレイのエピソードと重なり、とても心を打ちました。

まぁ未読ではありますが、「チ。」という漫画では地動説に人生を捧げた天文学者のストーリーと聞いていますので、やはりこう言った人達に対する敬意もこのエリシャ・グレイの話と重なる印象があります。 ブログ: ソクラテスの考察から導かれる武術観(対立と和合は何故切り離せないのか?) でも少し触れていますが、チャールズ・ダーウィンなどもキリスト教圏内で「種の起源」を発表したエピソードなども重なる話に思えるのですよね。





では、「栄光なき天才たち」の印象的な他の人物の話に移りまして、エヴァリスト・ガロアニールス・ヘンリック・アーベル の話です。

エヴァリスト・ガロアは先進的な理論が学会で理解され難く絶望の淵の中で、恋人をかけて決闘をし、その傷が元で死んでしまった人物。 「僕にはもう時間がない」と記した手紙を友人に送ったエピソードが印象的な人物で、 調べてみたら享年19才とのことです。

ニールス・ヘンリック・アーベルは肺病を患う中で論文の記述を進め、深く愛する許嫁の将来を憂い、親友に彼女に将来を託すお願いをして死んでいった人物です。

「栄光なき天才たち」を通してこの二人の数学者を知ったので「数学者って情熱的なんだな」と思うようになったキッカケでもありますね。

例えば私が敬愛する、グレゴリー・ペレルマンにしても、またシュリニヴァーサ・ラヌマジャンはたまた岡潔にしても数学者の魅力には事欠かないわけです。




今回は「愛」と「勇気」というアンパンマンでもお馴染みの二台要素についての私の基底に思える話の紹介でしたが、鏡雲流では「通底愛」として、そして武術では「肚」にも繋がる話でもあります。



私としては、「偉そうに武術(家)を語るのなら、御託以前に…」と思っているのはこう言った人達への深い敬意があるからだったりするのです。


後記:せっかく引き合いに「アンパンマン」を紹介しましたので軽く触れます。 その原作者である やなせたかし氏は戦争体験から来る深い想いを原作の「アンパンマン」に込めているのはわりと知られている話ではあります。 また、同氏の原作である「チリンの鈴」は私見ではありますが武術家必見のストーリーと感じる良作ですので、興味があれば是非  視聴して頂きたく。

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