鏡雲流と雲流 用語解説
1. 体系の根幹
雲流三相学(鏡雲流三相観 / 鏡雲流)
体認感覚(主観的な身体認識)を視座の核に置き、環境との縁起を通して「意・構造・代謝」を読み解く実践的・記述的な体系。
武術(観意)を本分としつつ、生物・文化・宗教・文学など森羅万象を横断的に観察する。
「自然科学や博物学に近しいが、既存の学術分類にはそのまま乗りにくい」と位置づけられることが多い。
三相学の三相とは八相術(武術)・観躰学(道教傍流)・通底波形層を指す。
観意家
雲流三相学の体現者。
「武術家」の呼称を改めたもの。
自らの体認感覚を高精度なメーター(観察機器)として用い、環境圧との縁起から指向性(意)を読み取る者。
英名:Vector Seeker(ベクトルを探す/読む者)
独名候補:Vektorleser(ベクトルを読む者)など。
環境圧
個体が逃れようのない絶対的な力学的・情報的・物理的条件。
引力・地磁気・気候・生態系・文化的制約など、あらゆる「外からの圧」を指す。
神格化すればヤハウェ、太乙渾沌、「サイコロを振らない神」などに相当する概念。
天体層・生態層・人為層の三層の積層
環境圧学
雲流三相学の副産物・応用領域。
「理学+文化人類学」として説明されることが多い。
自然界の幾何・力学的な絶対条件(環境圧)と、それに対する生命・身体・文化のあらゆる応答パターン(指向性・構造・代謝・影波)を、身体的体認をメーターとして横断的に読み解く体系。
2. 観察の方法論
体認感覚(体認)
身体を通じた直接的・主観的な認識。
言語化・記号化される以前の「生の質感・内部受容感覚・微細な波形感覚」。
近代科学が「ノイズ」として排除しがちな領域を、むしろ観察の基盤とする。
観覚
体認感覚(主観)言語化出来ない感覚が、言語化出来て観覚に至ったとする。
意(指向性 / Vector)
環境圧から生じる力学的・認識的な方向性(外宇宙)
個体が環境圧を身体で受けて生じる混濁体認(内宇宙)
構造から自然に発生する「向かう力・ベクトル」。
構造(Structure)
骨格・アライメント・張力ネットワークなど、身体的・システム的な基盤。
個体が環境圧を受け止める器そのもの(内宇宙)
環境圧そのものと人為層での影波表現(外宇宙)
代謝(Metabolism)
エネルギーや情報の出入り・循環・維持・変化の動態。
環境圧とのやり取りの「流れ」を指す。
3. 三層(波形三層)
森羅万象を三つの位層で捉える基本モデル。
• 天体相層物理・幾何学的な絶対条件。引力・自転・地磁気など、逃れられない「天」の秩序。 対応する愛の呼称:天体愛(旧・アガペー)。性質は「止」(抑止・恒常性)。
• 自然相層生物の営み・構造と代謝・身体性。生命的衝動と生成変化の領域。 対応する愛の呼称:自然愛(旧・エロス)。性質は「戈」(生成・生滅)。
• 人為相層人間が環境圧や身体感覚を受けて出力した言動・文化・記号・文学・物語。 「影波表現」として現れる。 対応する愛の呼称:人為愛(旧・シャドウ)。性質は「詩」(投影された影)。
通底愛(旧:Eco of the Three)
旧:鏡雲流で言及された三層が通底した状態。天体愛・自然愛・人為愛が分離せず、一つの実態の残響として響いているあり方。
現在の雲流では「愛」である。
4. 関連・派生概念
影波(影波表現)
直接的な実体ではなく、表層の表現や揺らぎとして現れる波形。
文学・言動・文化・神話など、人為層の出力を指す。
影波を通して、その奥にある環境圧との縁起や指向性を読み解く。
数意術
人体の共通構造(四肢・五指・脊椎動物など)から観覚して明文化した「数」に関する指向性・法則。
一見オカルト的に見えるが、人類共通の体認感覚から抽出されたもの。
フォノン的体認共鳴
力みのない高度な動作が発する弾性振動・波形(フォノン)に、近接する他者の集積神経網や筋膜系が共鳴し、体認(身体知)として直接同期・インストールされる過程。
稽古場を共にすることの価値を、物理的・生理的に説明するモデル。
八相術(アハトマスターデ)
雲流における武術の呼称。ハワイアン八卦掌を源流としつつ、独自に再構築したもの。
コメント
コメントを投稿